「パーソナルカラー診断で『似合う』が分からなくなった」人へ
パーソナルカラーという概念は1980年代ごろから存在していましたが、ここ数年はパーソナルカラーも最大のブームを迎えているようです。
女性は選べるコスメやヘアカラーの色のバリエーションも多いですし、洋服のアイテムも豊富なので、楽しめる幅がすごく広いからだろうなぁ、と感じています。
「自分をステキに見せるもの」を知りたいという欲求は「自分を楽しもう」ということにもつながる気がして、勝手にうれしく思っていたのですが…
「似合うがよく分からなくなってしまった」
先日「20代女性にパーソナルカラーが大人気!しかし、こんな意見も…」というWEB記事を読みました。
「自分に似合う色が分かり、メイクやおしゃれが楽しくなった」
「今まで自分に似合うものが分からなかったけど、具体的に似合うものが分かり、自信がついた」
という意見がある一方
「似合うと思っていた色が似合わないと知り、自分が分からなくなった」
「友だちに、これ似合う?と聞かれて気軽に答えていたけど、今はもう気軽にアドバイスできなくなった」
という意見も…
パーソナルカラーが登場したことで、明確に似合うが分かるようになりました。
けれど自分の感覚と違った場合「じゃあ、今まで自分が似合うと思ってたのは何だったの?」「私が思う似合うは、正しい似合うとは違うんじゃないかな」と感じてしまう人もいる。
そんなことが分かり、とても興味深く感じました。
パーソナルカラーは賛否両論
パーソナルカラーは、
自分に似合うものを知ることが、その人に良い影響与える
のように、肯定的な意味合いで捉えられていることが多かったように思います。
その一方で、
自分はこれが似合いたい
だから、その根拠を見つけたい
と何度もパーソナルカラー診断を受ける、あるいは結果に対して「それってどうなんだろう?」と疑問を感じ続ける、そんな方もいるのだと思います。
その人に似合う色やファッションを提案する。
カラーアナリストの意見は、1つの見解であって「信じる・信じない」は最終的に自分次第ですが、私は関わった人に
気持ちよく、楽しく暮らしてほしいなあ
と思います。
だから診断を受けてもらって
「私が思っていたのと違うんだけどなぁ」
と釈然としない思いを抱かせてしまったら、少し申し訳なくも思うのですが、最後にはご自身が心地よく暮らす一助になっていたらと思っています。
パーソナルカラーは賛否両論ある。
そう自分にも言い聞かせて活動を続けていきたいです。
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