「色合わせがしっくりこない」そんなときは?

新しい洋服を着るとき、久しぶりの洋服を着るとき、トップスとボトムス、新しい組み合わせで着るとき。なんだかしっくりこない…と感じることがありますよね。

そんなときはどうすればいいのか?解決法をお伝えします。

色の「調和」は難しくない!

・多色使いしているのに、まとまりがある
・色合わせが絶妙におしゃれ

そう感じるのは、必ず「どこか」が調和していることが多いです。

今日は「シーズン」「トーン」「配色テクニック」の3つの視点で「色合わせがしっくりいく」考え方をお伝えします。

上下の「シーズン」をそろえよう!

4シーズン

シーズンがそろっているとは「トップスとボトムスのシーズンが同じ状態」のことを指します。

例えば、Springカラーのコーラルピンクのニットを着たら、ボトムスはSpringカラーの黄みたっぷりのベージュを合わせます。

同じシーズン同士でトップスとボトムスを組み合わせると、色の持つイメージが同じなので「まとまりがある」印象になります。

上下の「トーン」をそろえよう!

みなさんは色の世界に「トーン」というものがあるのをご存知でしょうか?

色には色相・明度・彩度の、3属性がありますが、このうちの明度と彩度をあわせた考え方で【明度と彩度が似ている色を集めてグループ化したもの】をトーンと呼びます。

著作権の関係でトーン表がお見せできないのですが、下記のサイトの説明がとても分かりやすかったのでご確認ください。

カラーデザインの基本。トーンを理解する!

上記のサイトでご確認いただくと12のトーンがあることが分かります。実はこのトーンごとに「うすい」「明るい」「鮮やか」「深い」「鈍い」など異なる特徴を持ちます。

例えばトップスとボトムスの色の組み合わせを「ソフト」トーンにするなど、同じ・似ているトーンの色同士を合わせると、色が異なっても与えるトーンの印象が同じなので、これまた「まとまり」を感じさせることになります。

配色テクニックの1つ「カマイユ」にしてみよう!

ワントーンコーデ

配色テクニックの「カマイユ」は、同じ色で濃淡の差がほとんどない配色のことです。

よく「ワントーンコーデ」という言い方もしますね。

カマイユをファッションに取り入れると調和感が出るたけでなく、やわらかく、穏やかな印象になります。

自分の持つ「やさしさ」を人に感じさせたいときにも、おすすめの色合わせです。

おわりに

色合わせをが「しっくりくる」ようにするには、いろんな考え方があります。迷ったときには3つの視点をぜひ思い出してみてくださいね。

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